泊崎大師堂 つくば市
場所 つくば市泊崎
見所 泊崎大師堂(はっさきだいしどう) 牛久沼
弘法の七不思議(内三つが現存します)
七浦大明神など
駐車場有
牛久沼の岬の先端にある泊崎大師堂に向かってみました。
泊崎大師堂と間違えて、訪れたのが、七浦大明神でした。
あざやかな朱色の建物で入口ではなく湖に向かって建っています。
特にいわれはありませんでしたが、
沼に面した建物の向きと言い
七浦大明神の文字の下に竜の彫物。
龍ヶ崎市の金竜寺の昔話に怠け者の修行僧が牛になり、
沼に入り、住職は助けようとしたが、
そのまま沈んでしまい戻る事は無く、
それ以来、牛喰う沼〜牛久沼と呼ばれるようになったそうです。
上のことを考えると沼の主や精にたいして、
お祀りされている事が伺えます。
そこからすぐ上の泊崎大師堂に向かいます。
駐車場に車を停め、
道を挟んだ正面に泊崎大師堂はありました。
ここ泊崎大師堂は弘法大師が泊崎に来て、
千座護摩をおさめたところに建立されたということです。
縁結び・長寿にご利益があるといわれて信仰されているそうです。
弘法大師の伝説も多くあり、
「弘法の七不思議」といわれています。
・駒の足跡(こまのあしあと)石段脇
・木瓜(ボケ)現存せず。
・乗越(のっこし)現存せず。
・逆松(さかさまつ)石段脇
・独鈷藤(とっこふじ)現存せず。
・硯水(すずりみず)泊崎大師堂より約500m北
・五葉の杉(ごようのすぎ)現存せず。
湖面を渡ってくる風が気持ちよく、
しばらくすごしました。