息栖神社と常陸利根川 神栖市
場所 神栖市息栖
見所 息栖神社(力石 芭蕉句碑) 忍潮井(おしおい)
など
駐車場有
東国三社の一つ息栖神社に訪れました。
駐車場はこの鳥居の左右にあります。(無料)
右側の駐車場は大きめでトイレもありました。
鳥居をくぐって行くと
右側には、歌碑がならんでいました。
鹿島潟沖洲の森のほととぎす船をとめてぞ初音ききつる
藤原時朝
われのみと待ちつる暮をほととぎすまたたか為に鳴てすくらん
諦如法師
里とをき山のすそののほととぎすたか為になく初音成らむ
稱佛法師
ご祭神 岐神(ふなどのかみ、くなどのかみ)
天鳥船神(あめのとりふねのかみ)・住吉三神(上筒男神・中筒男神・底筒男神)
海上守護・交通守護の
守り神として奉られています。
お祭りに集まった若者たちの力競べに
使われたという石で「繁蔵の力石」ともよばれます。
この里は 気吹戸主(いぶきとぬし)の 風寒し 芭蕉
この神域にいると、身も心も浄められて、
体の中を風が吹き抜けるほど透き通って、
寒くなるくらいである。といった意味で、
息栖神域のおもむきを詠まれたものということです。
神社をでて、そのまま常陸利根川の方に
歩いていくと、そこには日本三霊泉の忍潮井(おしおい)があります。
大きな鳥居があり、船着場がありました。
水門をでると常陸利根川につながっています。
海水をおしのけて清水が湧出していることから
この名前になったということです。
忍潮井は雌瓶・雄瓶とあり、
小さいほうが雌瓶で、大きいほうが雄瓶だそうです。
古くより水上交通の港としての役割を担ってきた。
おきすの津とその守護神の息栖神社は、
古の人々の息吹が感じられる所でした。
東国三社でもあり、ヒーリングスポットとしても
注目を集めているようです。