長塚節の生家 常総市
場所 常総市国生
見所 長塚節の生家、銅像、歌碑、母屋、書院
など
駐車場有
見学時間 10時〜16時 日曜日10時〜14時
明治の歌人・小説家、長塚節の生家に向かいました。
常総市の杉山地区に歌碑があり、
丁度、カーブになっているところに看板が見えてきました。
「鬼怒川を夜ふけてわたす水棹の遠くきこえて秋たけにけり」
という歌でした。
場所的にはここからすぐの所に鬼怒川が流れている場所です。
立派な門の隣に長塚節の銅像が建っています。
長塚節は明治の歌人・小説家で代表作は小説「土」で
文豪 夏目漱石にも高く評価され、序文「『土』に就て」を書かれた。
正岡子規の門人であり後継者でもあります。
豪農に生まれ、文学的才能に恵まれ夏目漱石にも高い評価を受けるも、
病によって37歳という若さで、なくなられたということです。
夏目漱石の序文「『土』に就て」にもこのように記されている。
引用
面白いから読めというのではない。
苦しいから読めというのだと告げたいと思って居る。
参考の為だから、世間を知る為だから、
知って己れの人格の上に暗い恐ろしい影を反射させる為だから
我慢して読めと忠告したいと思って居る。
まで
私も夏目先生の言葉にしたがい、
農民文学 不朽の名作 小説「土」を
最後まで読んで見たいと改めて思いました。
立派な茅葺屋根の家です。
この家に住まいこの地域で生活をされた所を思い浮かべながら、
小説「土」を読んで見たいと思いました。
不朽の名作 小説「土」を含む、
長塚節 作品がこちらで読めます。
「すがすがしかしかわか葉に天ひヽきこゑひヽかせて鳴く蛙かも」
夏目漱石の序文「『土』に就て」と生家に訪れて、
少しだけ不朽の名作の一編と背景を感じました。