滝入不動尊の由来
古代より愛宕山は、両部神道の霊山として識られている。
されば山中には数多くの、歴史が秘められている。とくに真言、天台密教修験行者請来の不動尊が各所に勧請され、この滝入不動尊も、その1つである。
永○5年舜運に依る墨書銘文があり、紀州郡那智山金剛院の秘仏と伝承されている。多分その時代に動座されたものと思う。寛文10年土浦藩主「土屋相模守政直」に依る除地、仏殿の寄進以来、明治の藩政廃止迄土浦藩の尊崇を受け維持管理されたのである。その後駒場、滝前両坪に於て維持管理を引継ぎ今日に及ぶ。
滝入は愛宕の渓水をあつめ、崖は急に二条の滝が懸り、樹は密に境は幽邃、修験行者の磐座を持つ浄地である。爾来四季を通じ、不動尊に霊験を念じ、滝に打たれ病魔退散、家内安全等諸々の祈願各般に亘り、遠近の庶民信仰によって栄えたのである。現在も信仰は絶えない。今回愛宕山開発に即応、区内一致協力して浄財、労力を提供、境内の整備と、大正2年再建の堂宇を修理し、○か町の発展に寄与せんとするものである。
御本尊不動尊像は平成3年区内有志、普賢院の浄財に依り破損を荘厳し、昭和32年の社寺法に基き、現在普賢院に於て管理している。
縁日 毎月28日
1月28日、7月28日は御本尊を開帳し護摩祈祷の法要が行なわれる。
平成6年7月28日
滝入不動尊駒場 滝前護持会 誌す |